■ 西南のひかりができるまで
このコーナーでは休耕中の畑に西南のひかりの苗木を植えて、収穫するまでのヒストリーをご紹介いたします。
西南のひかり:新品種に挑戦します。年内に収穫できる中晩柑として楽しみです。カンキツの品種の中でも機能成分のβクリプトキサンチンを多く含んでいるようです。
今年も収穫の時期です!
2016.12.3
今年もおいしく色付きました♪
糖度はサンプル測定ですが13度前後あります。
小ぶりの果実ができるように摘果作業を調整しましたが、来年も実をつけてくれるか少々不安でもあります。
マルチは8月から敷いています。
そろそろ収穫!
2015.11.20
いいオレンジになってきました。
サンプル測定ですが糖度は12度を超えてきたようです。
収穫が楽しみになってきました。
それにしても、ここ最近は雨が多すぎます。
マルチを敷いておいてよかったと思います。
剪定と花の時期
2015.05.11
今年から本格的に収穫をしてみようと思います。
2012年の3月に1年生の苗を植えたので4年をむかえています。
西南のひかりの枝は他のカンキツと比べて固くて、ハサミに力をいれて切ってきます。せとかのような枝です。
芽かきをしても必要のない強い枝がまた出てくるので、間引いてすっきりさせています。
それからとげが多いのも特徴で、面倒ですが大きいものから切っています。
花の数は多い方だったので満開の時期は写真を撮った時期よりも早かったです。
12月の収穫が楽しみです。
4月11の剪定の様子です。
5月18日の花の様子です。
かん水と芽かき
2014.05.10
今年もこの時期にかん水をしてきました。
ここ何年か見ていると、この春の新芽に十分水を与えないと生育が悪いように感じます。液肥をまぜて、じっくりしみこむようにやってきました。
西南のひかりの苗木は、ほぼすべての葉っぱの付け根から芽が出てくるようで、樹の根元にいくほど勢いがあるようです。
樹を大きくしたいので、枝の先端近くの新芽を残してあとは間引くことにします。
これ、やっておいたほうが後々いいと思ってはいますが、なかなか手間な作業で少々気が重いスタートでした。
でも、大掃除と同じでやりはじめると根気のいる作業もエンジンがかかってまいります。
100本には届かず明日に持ち越しとなりました。
明日の午後の雨のあと、ますます新芽の勢いが出ることを期待します。
来年につながる芽
2013.08.01
ここ何年かで植えた苗木の中で、西南のひかりが一番生育が悪かったのですがここにきていい芽が出てきました。
この品種が書かれている本だと、2年目まではなかなか大きくならないらしいので、そういう品種なんだと思います。
前回の春の芽かきから、今年も5月は降らなくて、梅雨の雨も遅くて4回ほどかん水をしています。
でも6月下旬からはまずまずの雨が降ってくれて、明けのころに黒マルチをやりました。
週に一回のエカキムシの防除も続けていて大事な葉っぱも無事です。
来年にむけて楽しみになってきました♪
下の写真は5月と6月のかん水の様子です。
芽かき
2013.04.22
西南のひかりの苗木はたくさんの新芽が吹いています。
昨年の経験からいうと、間引くのが遅れると樹の勢いがおちるというか、結果的に大きくになりにくいということでした。
2年目の今年は早めに仕掛けることにします。
残した小さい芽を将来の優秀な枝にしたいわけですがうまくいくかどうか。
そして調子の悪い苗木があったので、2本ほど予備と植え替えています。
今年のスタートはまずまずかもしれません。
こんな感じで樹の枝元までびっしりです。
これを間引くとこんな感じです。
肥料
2012.10.18
昨日は久しぶりにまとまった雨が降ってくれました。
このチャンスに肥をふってきました。
ここは梅雨明け前に黒マルチをしいているので先ずは、重石袋をずらしてマルチをめくるところからの作業です。
お昼から降る予報でしたが、うれしい誤算で早めに降ってくれたのでびしょ濡れになりながらです。
この園地はいい傾斜があって水はけがよいのですが、雨が強いと水が流れてしまいます。今回はしっとりと降ってくれたので、肥料もじっくりしみ込んだと思います。
同じ時期に植えた、紅まどんなに比べると生育が悪かったのですが持ち直してきた感じです。
来年更にいい芽が出ることを期待します。
黒マルチの準備
2012.05.31
梅雨の雨をしみこませてから黒マルチを敷く予定です。
暑い時期にこの重石袋を作るのはしんどいので今のうちに準備をしておきます。
昨日はかん水をしていますが、この5月の降水量は昨年と比べると1/10ほどだとか。
芽かきをしていますがなかなか芽が伸びません。
梅雨はちゃんと降ってほしいです。
植える!
2012.04.02
せとかの収穫・出荷、デコポンも出荷と忙しかったので苗木の納期を遅らせてもらいました。
明日は雨ということで、今日は苗木を植えるには最高の日です。
植える本数は100本。
苗木の良し悪しはよくわからないのですが、白根が今まで植えたどの苗木よりも多くて、茎も葉っぱも青々としていて良い苗木ではないかと思っています。
青空のもと順調に進んで、午後一には完了できました。
西南のひかりははじめての品種ということで少々ですが冒険した気分です。
冒険というのは、まだ出回っていない品種というのもあるのですが、栽培技術もまだ未知の部分があります。
でもこの園地は陽当たりがよくて斜面で水はけもよいので、きっとおいしいのができると思っております。
ポイントを決める
2012.03.07
先日、耕したので今度は植えるポイントを決めていきます。
畑が台形の形をしているので先ずは正方形の線を引いておきます。
100本ほどの苗木が到着するのでこの園地の広さでは余裕をもった間隔で植えれます。
今回は3m×3mとしました。
今度は穴掘りです。
耕す
2012.03.03
昨日の雨が乾いていないので少し粘りますが順調です。
パワーショベルで一度掘り起こしていただいているのでふわふわに仕上がります。
どうにか先が見えてきました。
縦横と耕してから今度は植えるポイントを決めます。
同じくこの春に植える、紅まどんなの園地をいったりきたりしています。
もうすぐ苗木が来る。
間に合うか?!間に合わせよう!
土のうの壁を作る
2012.02.18~02.19
キウイの剪定がひと段落したところで今日は春に植える園地に行ってきました。
ここはなだらかな斜面で陽当たりも良いので、みかんの栽培にはいいところだと思います。
楽しみな園地になりそうです。
昨年新しく苗木を植えた園地には梅雨明けに黒マルチを敷きました。
土壌の乾燥を防いでくれるのでかん水の手間が省けるし、草が生えないので除草の手間も省けて一石二鳥でした。
これは今年もやりたいところですが、この園地の斜面の下は別の農家さんの野菜畑で、更にご近所さんのに庭があります。
黒マルチを敷くということは約900㎡に降った雨がすべて流れてしまうわけで、その流れる先が野菜畑やお庭だとまずいわけで、そこで水の流れをかえようとしています。
水は高いところから低いところに流れるのはあたりまえ。
ということで、土のうを積んで水の流れをかえようというわけで、300個作りました。
斜面の一番下を少し高くして、写真の手前に水が流れてくるように角度をつけようというわけです。
1日目150個
更に150個
燃やす
2012.02.06
久々に雨がふりそうなので、先日伐採したみかんの樹の枝を燃やすことにしました。
乾燥が続いたり風の強い日は火事になるといけないのでたき火はやめましょう。
午前中はご注文いただいている甘平の箱詰をしてから、先日枝を運んだ場所に向かいます。
一応水も用意しておきます。
じっと見ていると火というのは不思議なものですね。
火のゆらめきや、その向こうの景気が揺らぐのを見ていると、なんで熱いのか、なんで燃えるのか考えてもわからないのでやめましたが、不思議な生き物に感じます。
さて、腹が減りましたが今日は芋を持ってくるのを忘れたので、おやつの焼き芋はなしです。
このあと予報どおり本降りとなりました。
着手
2012.01.27
休耕地をお借りして春に苗木を植えます。
デコポンの袋がけが終わったのでひと段落ということで今のうちから春の準備をしておきます。
昨年であれば今頃は春に植える準備は終わっていたので、遅れているというか、今シーズンは豊作でなかなかこの時間を作れていないのです。
約900㎡の面積です。
先ずチェーンソーで古樹を伐採します。長い間ご苦労様でした。
慣れない作業なので、ついつい肩に力が入ったりして汗が出るくらいでした。
そして、伐採した樹は燃やしたいのですが民家が近くなので別の場所に移動してから燃やします。
軽トラで何往復もしましたが今日は終わらず明日に持ち越しです。
今年も同級生の建設業者さんに、株を掘り起こしていただき整地もお願いします。
作業前はこんな感じで樹は中生みかんです。
伐採した枝を運びます。
奥にまだ枝が残っていますが本日は撤収。