■ 中生みかんができるまで
このコーナーでは休耕中の畑に中生みかんの苗木を植えて、収穫するまでのヒストリーをご紹介いたします。
中生みかん(菊間中生・南柑20号):外皮が薄くて、内皮(じょうのう)が薄いのでとても食べやすくて甘くコクのある味わいです。
2015花のころ
2015.5.15
結局昨年も大きな果実ができてしまいました。
やはり10年くらいして樹が落ち着かないと、小ぶりで甘い果実は難しいということかもしれません。
梅雨明けから12月の収穫までマルチをして水が入らないようにしてはいますが、畑が道路よりも下なので雨が流れているようにも思います。
収穫の時にマルチをはぐると地面は湿っていました。
まぁ、昨年は夏から大雨だったので特例かもしれませんが様子を見ていこうと思います。
よく振る雨
2014.8.17
今年の8月はよく降っています。
このままではまた大きな果実ができそうです。
2014花のころ
2014.5.16
はじめて収穫した昨年はあまりよい果実ではありませんでした。
樹の勢いがつよくて果実は大ぶりのものばかりでした。
そして今年は更に花が咲いてくれました。
でも樹を作っていく時期だと思うので樹勢は維持しておきたいところです。
今年はいよいよ初収穫!の予定
2013.5.26
今年、3本補植しましたが、あとは順調に育っています。
立派な樹になってくれています。
10年くらいしないと良いみかんはできないと聞きますが、今年から少しずつ収穫していこうと考えています。
昨年はすでに花が咲いていましたが、蕾をとったり、花をとったり、とり損ねたものは小さいうちに幼果をとったりしました。
2年間、6月~10月までは週一でエカキムシの防除もしてきました。
就農してはじめて植えたみかんです。この樹とともに自分も成長していきたいですね。
雨の前の肥料
2012.6.7
どうやら明日は久しぶりにまとまった雨になりそうです。
前回のまとまった雨は、5月2日の24.5mmです。
そんなわけで明日の雨を見越して、苗木たちに肥料をやることにしました。肥料をやったあとは鍬で根元の土と混ぜております。
こうすることで肥料が流れにくいのですが、他のはれひめと、今年植えた紅まどんな、西南のひかり合わせて合計600本分はまぁまぁ疲れました。。。
それから、エカキムシの防除も開始しております。
葉っぱが虫に食べられるようにして大事に大きくしたいわけです。
黒マルチを敷く
2011.7.22
昨日から黒い巻物を畑に敷き詰めています。
ようやく黒マルチを敷くことに。
朝1番にかん水してから敷いていきます。
幸い日中はくもり空で、今日の作業にはよい天気でした。
風が強いと黒マルチが暴れるのですが、それもなくて気持ちのよい風がよかった。
これで、雑草が生えにくくなるので除草の手間もなくなるし、地中の水分の蒸発も防げるのでかん水も楽になります。
それから、鉄のパイプを使っている理由ですが、黒マルチを固定するのもあるのですが、鉄パイプにはハンドルが付いていて(写真ご参照)、雨を入れたい時に樹の根元に向かってくるくる巻き上げることができます。
将来は白黒のマルチに変えて高品質化を狙います。